sketch/2016.1.28【春風】

 溶けない雪の塊が町のあちこちに堆積し、そのほとんどは除雪されたものだ。黒く汚れている。はっぴぃえんどの『しんしんしん』という歌にあった描写が浮かぶ。大雪の後は決まって春の陽気が訪れたりするのだが、凍て返すのも決まっている。ハウスの室内はなかなか気温が上がらないが、外は暖かくいい天気。


 春風のように舞い込む文筆の依頼と、新しいスタッフ。この頃は、何でも少しずつ、少しずつ。


 夜道を歩けば、大好きな蠟梅の香り。