2012年4月
パタゴニアの友達
幻のような一日だった
山という山の新緑と フルーツ街道の丘をいくつも越えた
季節の見分けが付かないくらい多種の雲たちを日差しがすり抜けて
盆地にまだら模様の影を落としていた
僕が抜けて来たトンネルが遠くに見える
小さな灯りをいくつも灯した店と
パタゴニアの友達に会いに来た
風とすれ違うたびに
たくさんの贈り物をもらっているようだった
そんな歌をうたいたいと思った
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桜と菜の花と富士山
春のある日。
実家から山をいくつか越えた場所に、素晴らしい景色がありました。
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顕微鏡で覗く世界
Eテレ2355でのおやすみソング。
昨年の「小さな恋の物語」に引き続き、今年は「顕微鏡で覗く世界」がはじまりました。
前回もそうでしたが、テーマや内容、曲、歌詞にとても驚かされます!
佐藤さん、うちのさんの綴る言葉も、近藤さんの紡ぐメロディーも、僕の枠を軽々と飛び越えて、フィールドを広げてもらっています。
顕微鏡で〜♪
これは一生かかっても歌い出しとして作れません〜笑
唄入れの現場もいつも楽しくさせて頂いています。
佐藤さん、うちのさん、近藤さんとの共同作業。何度も映像を見ながら、それにあう歌のテイクを選びました。
顕微鏡で覗く世界。
黙々と生きる生命。
ただただ営む 美しい世界。
きっと、ミクロの生命は自分が美しいだなんて、これっぽっちも思っていないでしょうね。
何度もプレバックしたくなる、神秘的な世界。
小さくとも、大きな体験です。
Eテレ2355は毎週月〜金の23:55〜0:00
来週はボルボックス編!
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レコーディングあれこれ〜マイク偏〜
レコーディングの楽しみは、演奏をどんなマイクで録音するかというところにもあります。
もちろん良い演奏が第一なのですが、様々なマイクの特性や使い方も仕上がりの音に大きく影響してきます。
1950~60年台に作られていた東芝TYPE-B( リボンマイク)
RCAというマイクがあるのですが、当時の東芝がそれをめざして作った国産マイクです。
当初ボーカルに使ってみようと思っていたのですが、コントラバスなどに立ててみたところ、ものすごく良くって感動。欲しかった空気の震える音が録れます。
写真のマイクはNEUMANNのTLM-67
先日「顕微鏡で覗く世界」の歌入れで使ったマイクがNEUMANNのU-67というビンテージマイクで、とても良かったんです。これまで、87や49は経験あるのですが、67の音が一番好きでした。さすがにビンテージの67は手に入れるのが難しいので、NEUMANNが作ったレプリカの67を今回のレコーディングで使用しています。
マイク選びは楽しいです。
もちろんマイクだけではなく、いろ〜いろあって奥が深いというか底なしというか。
レコーディングあれこれ、つづく。
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Monthly Unplugged Night
4月24日(火)を持ちまして、下北沢leteでのマンスリーライブを終了します。
leteでのマンスリーライブは、なんともう4年目でした!
毎月毎月、足を運んで下さったみなさまに感謝です。
僕のプレイスタイルも随分変わり、いろいろな事を試行錯誤する場所でもありました。
今後は不定期に行う予定ですので、どうぞよろしくおねがいいたします!
leteを入り口から覗くとこんな感じ。奥がステージ。
珈琲やハーブティーの香りと、心地よい音楽が流れています。
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Ishi-G雑楽工房
1年ぶりに富山の高岡へ行きます。
そこにはIshi-G雑楽工房があります。石浦さんというおじいちゃんを、石じいさんと呼んでいます。それでIshi-G!地元のミュージシャンや音楽の好きな仲間が集まる、スタジオや音楽教室がある素晴らしいお宅!
何度か訪れていますが、いつもただいま〜と言ってしまいそうな場所です。
そんな石じいさんの企画で、今回は高岡の重要文化財 武田家住宅でライブをします。
共演は富山のシンガーソングライターたちなみえみちゃんです。
彼女の歌声も、人柄も大好きで、いつも楽しませていただいています。
写真は2010年の8月のIshi-G雑楽工房居間でのライブ風景
石じいさんのお宅も貫禄ありますが、今回の武田家住宅は築200年!
今までのどんな場所よりも年輪のある場所で、どんな音が響くでしょうか。
楽しみです!
ライブは4月29日の日曜日です。
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パタゴニアの南 喫茶店
WATER WATER CAMELの斉藤くんのお店でライブをします!
オープンした頃から何度も訪れている大好きな場所です。
写真は2010年9月2日、長丁場のツアーの最終日。大好物のゴーヤが疲れ果てた体に染み渡りました!
食事もドリンクも本当においしいし、 どこか遠くの国へ来たかのような気持ちになれます。
手作りのショートパスタも絶品!
新緑の季節に、とても気持ちよい夜になるとおもいます。
パタゴニアの南喫茶店
ライブは4月27日(金)詳細はLIVEページをご確認ください。
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レコーディングあれこれ〜その1〜
曲は沢山ある、どんなアルバムにしようか。
そんな事を考えていたのはもう1年以上前のことです。
一昨年の夏のツアーのあと、プレイスタイルを大きく変更しました。フィンガーピッキングを軸としたスタイルが定着するまで、指向錯誤の時期が続き、ようやく今年に入って本格的に音を録る気持ちになりました。今でもまだまだ途上なのですが。
沢山のライブの中で、新作へのイメージを膨らませながら始まった作業も、ほとんどの楽器を録り終えたところです。ここからまた、大切な作業が始まります。
録音メンバーは
ベースとチェロは伊賀航さん。伊賀さんのベース、本当に乗り心地が良いんです。安心感があってフレーズもすばらしい!伊賀さんのチェロ、開拓しました!はやく聴いてほしい。
ドラムは北山ゆうこさん。何度もゆうこさんのドラムを聴いていますが、いつも魅了されてしまいます。アプローチも斬新で素晴らしいです!
伊賀さんとゆうこさんは、下北沢CCCで録音の現場で始めて会ったのが2006年の冬です。
ギター、マンドリン、ラップスチール等は佐藤克彦さん。克彦さんとは、2007年の夏に入間に来た時が初対面。本物の音を出してくれる本当に大好きなギタリスト。僕の曲の向こう側にある思惑を、いつも一生懸命考えてくれているのが分かって本当にうれしいんです。オープンDチューニング素敵!
ウーリッツァとローズとピアノとアコーディオン、藤原マヒトさん。マヒトさんとは2004年の11月の下北沢440、湯川トーベンさんのトーベン祭りで一緒でした。マヒトさんのプレイバックを聴く眼差しに、とても安心感を覚えます。ここに居てほしいって時に居てくれる音を奏でてくれる。さりげない差し音に心を奪われます。
そして本格的に録音が始まって間もなく、林立夫さんと出会うのですが、同じステージで、あのタイム感を体験してしまった僕には、お願いしないなんて出来なかったです。
立夫さんのドラムは、とにかく歌を別次元に連れて行ってくれます。単に気持ちがよいのではなく。歌が羽ばたいて行くんです。OKテイクの録音中、すごく良すぎて笑いがこみ上げて来てたいへんでした。
録音風景なども、少しずつアップして行きたいです。
皆さんと演奏したすべてのテイクが、かけがえのない時間でした。
北鎌倉でのスリーショット、伊賀さん、僕、立夫さん。
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