昨晩に引き続き、i Phone 4sの解体、そしてパーツ交換。事細かく手順を紹介したYouTubeのお陰で、無事に携帯電話が復活する。
次々に新しくなってゆくモデルを横目に5年程経つ。携帯電話に求めるものは随分前から変わっていないので、変える必要も無い。
必要なもの。そうでないもの。
自分に出来る事。出来ない事。
自分がするべき事。そうでない事。
夜は餃子。もちろん、私が焼く。
昨晩に引き続き、i Phone 4sの解体、そしてパーツ交換。事細かく手順を紹介したYouTubeのお陰で、無事に携帯電話が復活する。
次々に新しくなってゆくモデルを横目に5年程経つ。携帯電話に求めるものは随分前から変わっていないので、変える必要も無い。
必要なもの。そうでないもの。
自分に出来る事。出来ない事。
自分がするべき事。そうでない事。
夜は餃子。もちろん、私が焼く。
片道2時間半の道のり。
ハイウェイが町と町を繋ぐ感覚が好きだ。オートクルーズを作動させて音楽をかけると、時空が日常から切り離されていく。
行き先で待つ人の事や、さっきまでの声。
前にも後ろにも人の顔が浮かんでくるから、音楽が生まれるんだな。
100円珈琲で始まる朝。
お茶みたいに薄いが、それがいい。
よほど旨い珈琲以外はアメリカンがいい。
毎日何杯も飲むのならばアメリカンがいい。
ずっと続けるのであれば、毎日少しずつがいい。
相変わらず、エンジニアルームの模様替え。配線地獄である。そして朝っぱらからスピーカースタンド制作。
ホームセンターに出かけるのを踏みとどまり、下小屋にある大量の廃材をリサイクル。サンダーを当ててブライワックスをかければ、あっという間に家具調の風合いを見せる杉板。心の中で『数千円の節約』だとほっこりする。
JBLのビンテージ感と見事にマッチした出来映えに満足。
14時オープンではあるが、準備が整ったので12時過ぎに店を開ける。久しぶりの晴天に気を良くしていたのもある。平日にしては忙しく、なかなかエンジニアルームの作業に手が付けられない。
店を閉め、気がつくと午前0時。一向に終わりの見えない作業を放置し、ビールの栓を開ける。そして、映画を見ながらギターを抱える。
友人にどうしても見ろと言われていた『セッションという映画』。なかなかこたえる作品。
エンジニアルームの模様替えを始める。
ビクターマスタリングセンターの小鐵ルームを模した形から、録音ブースとしての機能性を高めるレイアウトへの変更。始めてすぐの部屋の有様を見て、三日間計画に。始めてしまったものは仕方が無い。
途方に暮れていると「餃子の皮を買いました」というメール。
今夜、餃子パーリー。
ここ最近は移動時間くらいしかまともに歌う時間がないのだが、毎日2時間は移動時間があるので助かっている。
景色の移り変わり。アクセルとブレーキ。ハンドルを何度も切る度に、思い出す事も、忘れる事も目まぐるしい。
新しく開通しそうな道路の効果には、期待と、またひとつ日常の景色が失われるのだという予見ノスタルジア。
赤ワインが呑みたい夜だから、どうじてもビストロがよかった。
メニューは私が選ぶのではなく、委ねた方が良さそうな店。
昔話をしながら、今の話もできる。話の内容も委ねる事が出来る相手がいる。
じっくり時間をかけたものばかりの夜。
良く働いている。
うん千万円の取引きから、一杯500円そこそこの時間を売る仕事を知っている。
エレキギターとアコースティックギターくらいの違いを感じる。
久しぶりの雨。冷たい雨と風。
ずぶ濡れの靴は、電車の足下の暖房でだいぶ乾いた。
水族館で見たBOCOSの演奏と、始めてのスカイツリー。
終電車まで走る夜。
進学で千葉へ、場所を求めて埼玉へ。そして私は、何を求めてこの町へ来たのだろうか。
始めての料理店はドストライクの味。公共施設には、古いが立派なスタジオがあり、フルバンドでもリハーサルが出来そうな設備だ。近くのホームセンターは納得の品揃え。
良く歩くことになりそうだ。
行きつけの中華料理店の店主は、いつも通り私の注文を聞き返す。
蠟梅の咲いていたはずの通りで鼻をすんすんさせてみるが、季節は少し進んだらしく、今夜は何の香りもしない。
きっと、ここからの夕焼けは美しいので、カーテンの色は白以外考えていない。
午前中には、甲府盆地から見えた富士。
午後のここからは、その半分ほどの大きさの富士。
James Taylor in 松本 から5ヶ月。
秋が来て、冬が行き、今日は春一番。
あれから、私を取り巻く環境も心も緩やかに変わっていった。
そんなことよりも。
船橋のブルースバーで出会い、あれから13年。
トーベンさんも、変わらず歌っている。
きっと’’今’’にも、たくさん隠れている。
ずっと先になって分かることばかりが。
気持ちが良すぎるので、窓を開け放ちついでに、おもわず看板を出してしまう。
ゆっくりと来客をもてなしながらの、旅支度。
明日からは今年初の演奏会と、短い旅。
早すぎる春の訪れの影響により、guzuri珈琲店を臨時オープン。
相談があると言われて出かける。
4項目の案件は、ものの10分で片が付き、その何倍もの時間が瞬く間にすぎてゆく夜。
いつもの店の、いつものアフロと、いつも通りの海鮮サラダ。
なんだかんだ、なんでもない時間を過ごせる相手が何人かいる。きっと人生は、なんでもない時間の方が多いのだから、そんな時間を過ごせる相手がいて、私は幸せだ。
そして、そんな時間が好きだから、私はまた’’なんでもない歌’’を作ってしまうのだろうな。
電話をして、声を聞いて、どうしようか考えていた。
電話をして、声をきいて、今年はそれで良しとする。
いつでも私は、行き当たりばったり。行き当たりばっかりだから、随分と周りに迷惑をかけている。
いつだって大きな恩返しを目論んでいるが、なかなか検討が付かないので、コツコツと、周りの人に返してゆくことから始めて行こうと思う。
そんな今年の建国記念日。
北欧の古いテーブルの天板。エクステンション付きで、木目が美しいチーク。脚が無い故に超激安。
早速、森さんのOUR SHOPへ持ち込み、脚の制作を依頼する。オークを使うことにしたので、天板のチークとのツートンが楽しみ。
私のダイニング兼、調理台兼、仕事場になる。
幸せな買い物。
マネージャーの塚本と待ち合わせをしていると、見知らぬ男も連れ立っている。路地で偶然会ったらしい。せっかくなのでと三人で小一時間話をしながら酒を交わす。
町に出ると、偶然人と出会う時がある。
示し合わせずに起こっていく出来事に身を任せるのは気持ちがいい。
古い絨毯を高圧洗浄してみる。輸出の際に洗った名残か、すすぎきれなかったであろう泡がみるみる湧いてくる。汚れという汚れが根こそぎ流れ出てゆく。
はたして室内用として使えるのか。乾かして、敷いてみて、それから判断する予定。
私の毎日は、やってみてから判断することばかりだ。
ただ、仕事や人生のパートナーには申し訳ないなぁと、強く思うようになっている今日この頃。
HADEN BOOKSに依頼したguzuriの図書スペースについて思いを巡らす。壁一面本で埋め尽くされるようなのが理想だ。思い思いの本を読みながらお茶をして、気に入った一冊は買うなり、また次回続きを読むのもいい。
そして、本が程よく吸収する音場の登場も楽しみでならない。
本の効果は計り知れない。
富士山が遠くに見えるバルコニーにデッキをこしらえる。
日当りが良く、晴れていれば真冬でも暖房器具は使わなくて良いのだと、ベランダ越しの隣人が教えてくれる。
日本一のあの山が目に入ると、いつでも家族やふるさとの人達のことを思い出す。
今日も日本晴れ。
包みながら焼き、焼きながら呑み、食べながら焼く。白菜、豚肉、しそ、ごま、にんにく、生姜、塩、ごま油、人参。
餃子ブーム到来。
今年は熱心に料理をしたいと思い立ち、4つ口のオーブン付きコンロに思いを馳せている。
ようようにキッチンのテーブルが私の居場所となり仕事場になるだろう。
用賀インターからは片道4車線の広い道路だ。西日が眩しい。夕焼けが美しくて、思わず携帯電話のシャッターを切る。東名横浜町田インター出口は事故渋滞。あっという間に日が落ちてゆく。
国道16号線に入ると、この道が続く入間や西千葉インターの事を思ったりするのは環状線の不思議な効果。
あれは始めて事故を起こした夜。
用賀インターから東へ向かうルートは大渋滞で、私は高速道路を降りた。
道路標識を見ると、亀戸とある。私の住む船橋からほど近い東京の名称が目に入り、環状線外回りの北上を始めた。
夕方の環八は今も昔も大渋滞。そしてどう考えても亀戸とはあさっての方角に進んでいく。
お上りさんは環状線を知らなかった。
2時間くらい渋滞にはまり、方向感覚が麻痺をして途方にくれた。自分が今どこにいるのかも分からなくなり、ふと、月を探した。
車の窓から覗き込むように、ビルとビルの隙間の夜空に月を探した。
陸橋の緩やかな下り坂で、前の車に衝突した。
あれから環八は苦手だ。環七もそんなに好きではないので、都心へ出る時は今でもなるべく避けている。山手通りまで出ると、なぜかほっとする。
とにかく、環状線には色々と思い出がある。
今夜、言葉の仕事場へ向かう。
環状線に乗って。
ホームセンターで知り合いに会うと、なんであんなに嬉しいのだろうか。「なに作るの~?」などという会話は最高に楽しく胸が弾む。新年早々に怪我をしたにも関わらず、抜糸後は一目散にホームセンターへ出かけた私。
大量出血から丸一ヶ月。まったく懲りていない。
少し音楽から離れたせいか、私の耳が変わって来ている。歌の肝について、私なりの持論がまたひとつ育ちつつあり、この感覚を手放さないように注意深く育んでいきたい。
なにがどうなのか、人に聞かせたくてたまらないが、この感覚をうまく伝えられる気がしない。
自分の歌で証明できるまでお蔵。笹倉なのである。
新しいアプローチが始まっている。
なんだか風情のある雪がちらつく朝。しばらく降っていて欲しかったが小一時間で止んでしまう。天気というものは景色の見え方を演出してくれる。
今日みたいな空模様に、例えば、信州の温泉街での雪景色を思い出したりして、つかの間の心象旅行に浸ることもできる。
歌もギターも戻ってきている。以前とは違う響きで。