sketch/2014.12.31

始めての町を歩くとき、そこの町に住みたいと思う衝動にかられることがある。不動産屋の前で足が止まる。歩いていて、いい感じの物件をみつけると大家さんを探す。不動産を見るのは僕の趣味だと思う。ああ、これが趣味っていうものだ。と思うこの頃。そんな町で一番美味しそうなそば屋を見つけた。鴨せいろ。年越しそばを食べる。どこも大晦日の雰囲気が満点で言うことなし。一日中買い物をしてまわった。年明けからバタバタの予報なので、今年の年越しは入間。エアストリームの中になる。0時をまわるころラジオを付ける。あっけなく行くこの感じ。新しい幕開けの期待感とは裏腹に、毎年とくに何も起こらない。小さい頃、年越しまで起きていられなかった。深夜は未知で、畏怖心でいっぱいだった。2015年は、まだまだある未知をみつけていきたい。