sketch/2013.2.21

掃除機、ギター、歌、パソコン、電車、jasrakのけやきホール。北中正和さんとお会いする。始めてお会いする気がしないと藤井さんに言ったら、みんなそう言うんだよって言われた。 もう10年くらい前に市川のボナールというjazzbarにおいてあったロックの決定版という本を、借りたままだ。マスターも僕もよっぱらいだったので、借りたのか、もらったのかも定かではないけど、その本の著者の北中さん。ボナールのマスターに、これを読まなきゃダメだよくらいの事は言われたと思う。沢山の名盤を教えてもらった。 フォークロックの誕生からを駆け抜けた人にお会い出来る機会を、ありがたく思う。そして今を行きている。鹿せんべいの話もする。そしてカッコイイ。今日の事も一生忘れないのだろうな。 過去の物をリスペクトするけど模倣する気はさらさらない。今やりたい事をする。他には無い僕だけの音を出す。それが愛おしい。NOWがすべてで、過去になり、未来につながる。それは僕だけではなくて、関わってくれるミュージシャンみんなの人生を切り取った集大成。僕は歌を作ってギターを弾く。そのメロディーに導かれて他の音が生まれる。マヒトさんは言う、楽曲が音を呼ぶんだって。呼ばれた音を出すのだと、酔ったMr.1stテイクは言う。 昨日よりも一本早い電車にゆられ田舎へ戻る。 明日はSO-SOで歌おう。 心が音に乗る感覚が、また深まって来ている。