sketch/2016.1.14【肩を落とす人々】

 珈琲を煎れて店内を見渡す。今年の営業に向けてレイアウトの大幅な改善を考えているが、大工仕事がおあずけなのではかどらない。カーテン越しの気配に目をやると、今日も店の前で肩を落とす人がいる。しかしそういう人達は、私の怪我や店のホームページなどはチェックしていないのだろうなと、変な安心の仕方をする。