sketch/2015.7.25

隅田川を見下ろすルーフバルコニーからの景色。人影のない筏から次々と花火が上がる。花火大会と呼ばれる会場へ赴くのは何年ぶりだろうか。ここ数年は記憶に無い。クライマックスを向かえる時の、圧倒的なパフォーマンスに関心する。どの世界でも、圧倒的なことは人を魅了して興奮に導く。同じ花火でも、線香花火ほどのささやかな演出とは対局の世界。振り向かせるか、振り向いてもらえるか。酔った頭で考える。