sketch/2015.6.8

真夜中の雨の道で転んだ。何事も転ぶほどに学ぶものだと、ほろ酔いの頭の中でうなずく。自分にしか分からない幾つかの間違いが巡る。慣れないコードワークと体に馴染んでいない言葉。出来たばかりの曲をやると、やっぱり生きている心地がするようだ。同い年で、カフェを経営するシンガーソングライターが二人の夜。話し込むと長くなる。甲府盆地に真夏がやってくる頃、パタゴニアの南を訪ねてみようと思う。今年の夏が待ち遠しい。梅雨入り。