sketch/2015.6.19

半日程、喫茶店で過ごす。雨の日の珈琲は格別。すっかり日も落ち、大型スーパーへ。カートを引く幸せそうな家族の風景に、ぼーっと見とれる。昨日の敗北感からの逃避で、秩父にホルモンを食べに行きたい衝動を押さえ込み、マイクに向かう気力に変換する。深夜0時ころ、3日前からのRECのタイムコードが450分を超えた辺りで、体の響きの変化に出会う。プロテニスプレイヤーにはなれなかったけど、あの頃よりも粘り強くなっている34歳がここにいる。アドレナリンを感じる。