sketch/2015.5.20

山々は若葉の季節の真っ盛り。古い洋館の一室。古い建具と部屋の装飾。guzuriへ持ち帰るアイディアの宝庫。寝る時間を惜しんでまで作曲するのは久しぶりで、完璧に環境のおかげさま。かつて文豪が筆を走らせたであろう一室は特別な匂いがした。この日の食事はルームサービスのステーキだけ。冷蔵庫のビールを空けて、少し眠る。夜中の森に地鳴りのような音が轟く。雷を伴った激しい雨がゆくと、また机に向かった。空が白みだしてくる。また疲れたら眠ればいい。