sketch/2013.1.27

某テレビ局の音響エンジニアの友達と一日過ごす。彼は言う、音響に正解は無いという事が正解だと。その通りだと思う。自分だけの世界ではもちろん正解はある。正解が無いというのは、様々な受け手へ向けて発信する側としての探究心であり、プロ意識だと思う。 遊びに来たついでに、歌録りを1曲オペレートしてもらう。マイクとの距離感で変わる表情や表現される周波数の違いなど、ゆっくりじっくり時間をかける。正直、聴き比べてみないとその違いはわからない。けど、そうやってベストのものを作りたい。そして聴いてもらいたい。 マイクの前で演奏する側とマイクを立てて録音する側。改めて両方知っていきたいと思った。