オーストラリアの鉄道で利用されていた枕木が届く。もう何年も前から雨の日は大きな水たまりに悩まされていた。水たまりにはまるお客さんを何度も見た。枕木を敷いて解消する。暗くなるまで作業。そして夜は新曲のデモを録りはじめる。
sketch/2014.12.9
日曜日の夜の事を思い出している。フランス革命前夜のパリのカフェ。一歩足を踏み入れた空間はそんな感じだった。福生の米軍ハウスへ未草の展示を見に行った。もちろん当時のパリのカフェの雰囲気なんて知らない。しかし目に飛び込んで来た景色がそれをフラッシュバックさせた。薄暗い部屋、珈琲の香り。天井が高い。2700くらい。何かをたくさん思い出した。緩みかけたネジを何カ所も締め直せた。帰り道、夜遅くまでやっているホームセンターで真鍮のクギと針金を買う。何に使うかはそれほど決めていないけど、それが欲しかった。昨日は早起きをして日暮里へ布を買いに出た。道すがらメロディーが生まれたけど、コードがなかなか決まらない。難産。外は相変わらず落ち葉が積もる積もる。風に舞う木の葉の音がする。思考にはもってこいの珈琲店。革命はカフェーから始まる。
sketch/2014.12.8
ライブ物販のTシャツにカイ君の服とかどうかな?淡路からの帰り道、深夜の名神高速で、眠気のフラッシュアイディア。そこから話は広がり、実は昨日からPHABLIC×KAZUIの服がguzuriの店頭に並んでいる。眠気が覚めるくらいアイディアが膨らんだ。もともとサンデーに遊びにくる予定だったのも好条件だった。サンデー前日、寝不足の状態で様々なレイアウトを試し、正味3時間の模様替えは結局ほとんど元の状態へ。レイアウトはいつもそんな感じで時間がかかる。 guzuriに昨日のサンデーマーケットの賑やかさは無く、庭には新しい落ち葉が積もる。ゆっくり、そして足早に、日々はゆく。
sketch/2014.12.7
昨晩、森さんが建築士になったお祝いで呑んだ。寝不足の体にちょっと深酒をした。少々寝坊したが、昨晩準備万端で寝いてよかった。今年最後のSUNDAY MARKET。入間とその周辺の、こだわりを持って仕事をしている人達が集まる。guzuriとweの庭は富士見公園に面していてお隣さん。古い米軍ハウスでは3棟だけの好立地。8年の付き合いを経て、このような朝市が行われるということは感慨深い。森さんが建築士の試験を何度も受けているのを知っていたし、一緒に仕事をしていて多く学ばせてもらっている。そのせいもあり、つい酒も深くなる。僕はこの町にきたばかりの頃、棚を一つ作るのにもキリで穴をあけて、手でビスを締めていた。電動工具を使う事もなかった。隣のハウスに森さんがいた。何かにつけて質問をして教えてもらった。今年の始め頃、SUNDAY MARKETの構想を森さんが話してくれた。森さんのマンパーワーがでサンデーは成り立っている。森さんと出会ってもうすぐ8年経つ。お隣さんと、音鳴りさんのguzuri。建築士になった森さんに乾杯。
sketch/2014.12.6
昨日と地続きの朝。青梅のホームセンターで力尽き、少し眠る。営業中のguzuriに到着して間もなく、自転車にのった麻田さんがやってくる。スポーツウエアに身を包み、カレーと珈琲を召し上がる。自転車の話から音楽の話まで。午後の光が長い影を落とすころ、ずばぬけてカッコイイ先輩はさっそうと自転車にまたがっていった。来るという連絡は今日も無かった。そうして時は積もっていく。
sketch/2014.12.5
築およそ100年の、海の見える斜面に建つ古民家。眼下にひろがる瀬戸内海と上空を旋回する沢山のとんび。遠くの陸は大阪だろうか。大きな船が行き交う。日が暮れてゆく中、カイ君のワークショップは、ささやかに生活を豊かにしてくれるものだった。夕焼けの空が少しずつ月明かりに変わってゆく。寒波が来ている。歪んだ柱と建具の隙間からは海と風が飛び込んでくる。オイルヒーターに毛布をかけて囲む。NEHAの白神さんがカレーを作ってくれる。こんなに優しく歌うのは久しぶりだった。目の前に居る人達の瞳にもたれるように言葉を置いて来た。 道は交差する。カイ君に連れて行かれた場所で、僕は白神さんと初対面では無かったと、お会いして分かった。そして終演後には淡路に移住したPすけさんと再会。冗談みたいに道は繋がっている。突然やってくる不意打ちの答え合わせ。大きなマルに無邪気になる。 御殿場辺りで朝焼けの中に入った。長い道中、車の中でカイ君と過ごした時間が形になるまで、遠くない感じ。足柄サービスエリアにある温泉から上がると、白い雪が薄桃色に光る富士山が見えた。
sketch/2014.12.4
港に船が着く。この一年で5度目の小豆島。ポンカフェへいくと、馬頭琴の岡林さん一家。しばらくして温泉上がりのトシバウロンとハンマーダルシマーのケンさん。なんのやり取りも無く、同じ時間に同じ場所ではちあわせ。東京ではすれ違いだったのに。バウロン、ハンマーダルシマー、馬頭琴で構成されるカルマンのライブはとても心地よかった。夜走りの体に染みた。雨も上がり、ときどき月明かりの小豆島。雲が速い。星も少しだけ見た。オリーブ農家の岩ちゃん宅での打ち上げも何度目だろうか。3月15日はオリーブの日で僕の誕生日。guzuriにもオリーブを植えた。 ここは遠いけど、地球の裏側だって一日で行ける時代。旅に出る時はいつもナイーブになる。でも旅に出てしまえば、帰りたくなくなる。目的地へ向かう時間が好きだ。だからいつも何かを目指している。明日は淡路島。
sketch/2014.12.3
エアストリームに枯れ葉が落ちる。大きなけやきの木も冬の装いを見せはじめている。大木だから落ち葉の量もすごい。冬と秋の間の陽射し。guzuriとエアストリームを行ったり来たり。昼食はカブを炒めたのと、まがりさんのパン。今夜から小豆島、淡路島へいくので、5日からの営業に支障が無いようにguzuriを整える。あっというまに夜が来る。高速で町田まで30分。カイくんのアトリエで服を物色。そして真夜中のドライブ。朝までに高松まで行く。小豆島、前回から2ヶ月も経っていない。
sketch/2014.12.2
とあるCMのプレゼンの為のデモを録る。スタジオシステムラボからマイクプリのデモ機を借りたので試してみる。確かに良い。僕の新作のデモもそろそろ始めたい。近所の中華料理店まで歩く。中華屋のおやじは相変わらず無愛想。帰り道。寒さに驚く。みちすがらのケーキ屋では、コック帽で青ひげのおじさんがガラス越しにケーキを作っている。12月に入っている。寒いので少し小走りをする。
sketch/2014.12.1
目覚めると雨。さすがキャメルだな。と、布団の中で思う。WaterWaterCamelのライブはよく雨が降るらしい。斉藤キャメルと高円寺のビーガンカフェmeu notaでライブをすることになっていた。アルパカの絵を書いているsuiちゃんの展示会にて、さながらプライベートライブ。夜、雨は上がる。ライブが終わり、甲府へ帰っていくキャメル。彼の店、パタゴニアの南喫茶店へ初めて行った2008年の夏を思い出す。オープンしたばかりの店。大きなテーブルと小さい窓。ショートパスタとカレーライス。珈琲。ずいぶん長居した。古いワーゲンで辿り着いた世界の果て。そのあと何度か行き、2度ライブを。合宿もした。同い年。カフェの経営者。歌唄い。平行線の距離感で彼との付き合いは続いている。甲府へ帰っていくキャメルを見送る。到着は深夜だろうけど、明日は休みらしい。suiちゃんの誘いのおかげでよい時間が過ごせた。ニット帽のキャメルがアルパカに見えた。