sketch/2014.12.9

日曜日の夜の事を思い出している。フランス革命前夜のパリのカフェ。一歩足を踏み入れた空間はそんな感じだった。福生の米軍ハウスへ未草の展示を見に行った。もちろん当時のパリのカフェの雰囲気なんて知らない。しかし目に飛び込んで来た景色がそれをフラッシュバックさせた。薄暗い部屋、珈琲の香り。天井が高い。2700くらい。何かをたくさん思い出した。緩みかけたネジを何カ所も締め直せた。帰り道、夜遅くまでやっているホームセンターで真鍮のクギと針金を買う。何に使うかはそれほど決めていないけど、それが欲しかった。昨日は早起きをして日暮里へ布を買いに出た。道すがらメロディーが生まれたけど、コードがなかなか決まらない。難産。外は相変わらず落ち葉が積もる積もる。風に舞う木の葉の音がする。思考にはもってこいの珈琲店。革命はカフェーから始まる。