ketch/2013.3.29

s幾つも街を越えてguzuriに辿り着く。ここの窓から見える桜も美しい。意識とはうらはらに体が勝手にスリープモードに入る。ジーパンのまま12時間寝てしまう。

sketch/2013.3.28

関さんのミックス。そして某打ち合わせ。sakanaの西脇さんからPA依頼のメール。4/7に吉祥寺のキチムでPAをする事に。さて、歌うたいの方は5/28のフライヤーやポスターが出来上がってくる。素晴らしいバンドメンバーに自由にのびのび演奏してもらいたいと思う。僕がちゃんとしていれば音は導かれる。

sketch/2013.3.27

ずいぶん色々ボーカルを録音してきたけど、この日の高橋てつやさんのボーカル録りは圧巻だった。9曲をやく1時間半で録り終えるという、もはやライブ。脱帽。SO-SOで遅い夕食をとり、色々話をして解散。音を録るノウハウは自分の為に培って来たけど、こうして周りのミュージシャンの為になっていてくれて嬉しく思う。大工仕事も自分の為にして来たけど、なんだか内装とか請け負う仕事も始まるとかなんとか。とても忙しくてキャパオーバーだけど、おもしろくなって来ている。

sketch/2013.3.26

イノトモさんの新作、録りは完了。イノトモさんのお弁当ともしばらくお別れ。さびし〜。いつもおにぎりとおかずをが数品はいっているお弁当。心づかいとやさしさも、全部音になっている。1stアルバムのツアーでご一緒してからは、ほんとお世話になりまくっちゃっている。いいミックスにして恩返しする。

sketch/2013.3.25

水の中では考え事をしている。疲れてくると何を考えていたのかわからなくなり、水から上がると、生まれ変わった様な気分の時もある。ほんと久しぶりにノンアルコールな日。

sketch/2013.3.24

6年前のこの日の事をよく覚えている。僕は高田馬場でライブがあって、SO-SOの前を自転車で横切った。酒井さんがオープニングライブの受付をしていたので挨拶をした。あれからいろいろあってこの日で6年。この店が無ければ今の僕は無いと言いきれてしまう存在。昨日のライブが終わって思う。すごろくで言う所の、振り出しに戻れ。なんども壊してやり直す。良い意味で。ありがとうございます。サイコロはふりつづける。

sketch/2013.3.23

横浜から富士宮までのドライブ。中学一年の時の担任に会いに行く。フェイスブックで僕を見つけてくれた。17年ぶりに再会。同じくらい行っていなかった図書館は当時と同じ匂いがして、レーザーディスクのコーナーはDVDになっていた。僕はあの頃から身長もずいぶん伸びて、僕があのころどんな僕だったかもうる覚えだけど、多分先生はあの頃の僕を、今の僕より知っているような気がして照れくさかった。3/31に富士宮でやるライブに来てくれる。

sketch/2013.3.22

リクオさんと福島さんとの出会いから5年くらいたつ。背中を見せるだけの先輩達。その背中の見え方は歳月を重ねる度に深まってゆく。大きな道しるべになる。そんな夜だったと思う。 中村まりさんと克彦さんとのセッション。言葉ではなく音で会話をしていた。 六角さんバンドには役者と音楽の共通項を沢山見た。 目がさめると、横浜の海が目の前に広がっていた。

sketch/2013.3.20

5/28、渋谷伝承ホールコンサートの打ち合わせ2件。 PAエンジニアとライブレコーディングエンジニアの顔合わせ。プロフェッショナルな会話が飛び交う。舞台監督件PAの藤井さんと、音響屋の崎山くん。ツーカーのやり取りに胸が熱くなる。 その後、御徒町にある家具工房WOODWORKへ。5/28の舞台とスッペシャルグッズの打ち合わせ。職人さんとの打ち合わせは、ショウルームから居酒屋へ移動。5/28の舞台をお願いするのともう一つ。物販のレコードプレイヤーを収納する家具の制作を依頼。かつて音楽を聴く事は一大イベントで、音響はリビングの中で家具だったという事。もう一度そんな風に音楽を生活の中に取り入れてほしいという願いを伝える。そして今回アナログレコードを発売する意図を伝える。 音の職人、木工の職人、おんなじ匂いがする。

sketch/2013.3.19

音楽は時間を操る魔法だと思っている。だからミュージシャンはある意味魔法使いだと思う。川内倫子さんの写真を見て、この人も魔法使いだと思った。「魔法使いですね」と言ったら、「イェイ」と控えめにピースをしてくれた。分厚い写真集の1ページ目は僕のよく知っている場所だったので驚いた。

sketch/2013.3.18

自分の制作が終わったと思いきや、事務的な仕事と、スタジオワークのカオス。気が休まったのはマスタリング上がりの思い出横町から誕生日まで。4月からはJohnJohnFestivalとの共作の録音が始まり、guzuriのカフェ部門も再開していくはず。4月末からゴールデンウィークまでは小さなツアーがあり、5/8のリリース、5/28のホールコンサートとつづく。とはいえ、録音や音楽に関わっていられる時間にとても育てられている。トーベンさんと出会って10年くらいになる。あの頃から、この日の録音風景は誰も想像できなかったと思う。向こう見ずな10年だった。今はもっと度が過ぎていることを、うすうす感じてはいるが。想像を超える日はきっとまたやってくる。

sketch/2013.3.15

富士宮地震から丁度2年の日。僕の誕生日。沢山の瓦屋根にしばらくブルーシートがかかっていた。2年前の今日は震災直後の騒然とした世界の中で2355の「小さな恋の物語」の唄入れの為に一人でリハーサルをしていた。テレビではACのCMと津波や原発の報道がくりかえされていた。録音は17日に予定されていたので、正直スケジュールも取りやめになると思っていたけど、予定どおり行われた。唄入れの時は、オケ録りをした震災前の世界とのギャップを、どうにも言い表せない様な気持ちでいた。先日、坂上次郎(たしか、、)がTVで言っていた。「戦争ってやつは隣の家に火が上がって始めて実感するものだと」。。遠くの国でどんな虐殺があろうとも、僕は消して実感しない。実感出来ない。津波の後地を訪れても、そこで人が沢山亡くなった事を実感出来ない。だから実感出来ていないという事を受け入れようと思う。だけど、イメージは失わないでいたい。そして、生き方の中に聖域をもって人と関わり、無くしてはいけな物が何なのかを探し続けたい。そんな風に思う。 今年の春は大切な物を幾つか見つけた。 14日から15日に日付が変わる2355は「小さな恋の物語」の数字の恋が流れた。佐藤雅彦さん、うちのますみさん、近藤研二さんはじめ、ユーフラテスの皆さん、スタッフの皆さんに、誕生日プレゼントを頂いた気分だった。

5月28日(火)渋谷区大和田伝承ホールコンサート

2013年5月8日(水)にリリースされるセカンドフルアルバム「 Spring Has Come の発売を記念してホールコンサートを行います。とにかく、弾き語りからバンドサウンドまでを、いい音で聴いて頂きたい。そんな思いで企画しました。WEBでの特設サイトも作成中ですが、取り急ぎこちらで情報解禁いたします。 SASAKLA Band Concert Spring Has Come 日時 2013.5.28 前売 3,500円 / 当日 4,000円 開場 18:00 開演 19:00 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−21 03-3464-3251   http://www.shibu-cul.jp/guide_densho.html バンドメンバー Drums 林 立夫 /Bass伊賀 航/Guitar 佐藤克彦/Piano 藤原マヒト/Sax Flute 武嶋 聡/Percussion 朝倉 真司/Cello 橋本 歩

sketch/2013.3.14

31歳最後の日。 林立夫さんと向かい合って、4時間歌う。 立夫さんの刻むビートの中で歌がどこまでもはばたく心地だった。 31歳の幕開けは、立夫さんと共にあった。そのタイム感を体験してからは僕もそれに見合う歌うたいになりたいと思った。録音を中断して、マイクに向かうのをやめて、自分の体と向かい合った。 それから一年経つ。 おとといマスタリングが終わった。 関わってくれた、僕の背中を押してくてた人々に感謝している。 今日はこの1年の過ごし方が、よかったんだな。と思えた一日だった。 5月28日に立夫さんをバンドメンバーに迎えたホールコンサートをする。

sketch/2013.3.5

マヒトさんと真夜中の勉強会。半分飲み会。

sketch/2013.3.4

夕方に友人が来る。数少ないエンジニアの友達。周波数のイロハから学ぶ所が沢山ある。感覚で始めた所に、うんちくや知識が加わる過程は、僕の色々な場合のプロセスなのだと思った。歌もギターも録音も大工仕事もすべて同じ過程を経ている。

sketch/2013.3.3

アルバム録音最終日。最後のダビングは、僕らしいあきらめの悪さを発揮した。始めての楽器を使ったので、聴いて頂くまでは内緒にしておこうと思う。そしてそのプレイの向こう側に、沢山の時代と時間の積み重ねを見た。ミックス作業。そしてマスタリング。完成間近。発売日は5月8日、リリースライブは5月28日。

sketch/2013.3.2

関さんのRECほぼ完了。 仙台から克くんもくる。もう長い付き合いだ。年に数回しか合わないけど、出会ってから5年もくりかえしていると、随分思い出も増えた。そうやってすこしずつ時を重ねる。そうやって友達が増えてゆく。

sketch/2013.3.1

春一番が吹いた。歌手のaminさんから頂いた中国のお土産のくるみで晩酌。笑顔の素敵な人は周りの人を幸せにするなぁと、しみじみ思う。春風のような歌声が響いていた一日。