sketch/2014.11.30

過去のボイスメモから、ぐっと来る素材を吸い上げる。guzuriの店番をしながら。18時ころアンさんが高知のライブを終え、直行でやってくる。最終ミックス。カレーとビーフストロガノフを娘さん達に作ってあげて、さて最終確認。このクリスマスソングは12月1日の夜からドコモユーザーがダウンロードできるらしい。無料ダウンロードらしいので、とてもすてきなクリスマスプレゼントだ。同じくしてイノトモさんともメールで音源データのやり取り。ミックスの微調整が続く。

sketch/2014.11.29

guzuriの店番。朝からぐずついた天気。午後の晴れ間の訪れとともにトムズキャビンの麻田さんが来る。いつも何のまえぶれも無く来る。僕の店番は稀なのだがここ最近はタイミングよい。構想中の企画などの話を聞く。米軍ハウスにホソノハウスの時代から住む大先輩と珈琲を飲む時間は本当に宝もの。正直めちゃくちゃうれしい。麻田さんと一緒に来たデザイナーの水谷さんはguzuriの大昔の住人だったりする。そろそろここへきて8年経つ。米軍ハウス街もずいぶん観光化が進み、週末はテレビ番組の効果等で人が多い。それでも公園前のguzuriはその喧噪から逃れ、窓からの景色は8年前と同じ様子を保っている。20時ころ外へ出る。ものすごい霧の世界。公園を抜け夜の道を歩く。幻想的な景色。雨、晴れ、濃霧。秋が終わる。


 

sketch/2014.11.28

イノトモさんの録音。安宅さんのペダルスティールと青弦さんのチェロが心地よく響く。そしてイノトモさんの弾くピアノがとてもいい。個人的にはピアノの弾き語りもっとやって欲しいと思う。ある映画の主題歌として書き下ろしたという曲は初聴で潤っとくる。イノトモさんは相変わらずいい曲しか書かない。そして僕と同じ誕生日。ファーストアルバムのツアーで一緒に地方をまわった頃から今も、とてもお世話になっている。少しでも作品作りで恩返しが出来ればと密かに思う。映画の試写は4月だという。待ち遠しくてたまらない。

sketch/2014.11.27

小林さんのピアノと、龍平さんのガットギターに、アンさんの声がのると、至福の時間が出来上がる。 藤井さんの録音風景を思い出す。アンさんのguzuri録音はそれ以来。ロッキンチェアーのエンジニア席でプレイバック中にゆらゆらする長髪の後ろ姿。僕が藤井さんから受け継いものは、技術とかではなくて、或る姿勢だと思っている。藤井さんが逝ってから1年が過ぎた。今日録音したアンさんのクリスマスソングをきっとどこかで聴いている気がする。今年も12月が来る。

sketch/2014.11.26

目が覚める。雨音。現場工事を延期にとの連絡は昨日入っている。guzuriの掃除や片付けをしながら一日を過ごす。陽が落ちて、アハトへ行き展示中の寺村さんの器を購入。谷藤さんに先日の珈琲返しを受けて長話に突入。雨が強くなったり小雨になったり、なかなか止まない日。

sketch/2014.11.25

2日ぶりの入間。疲労しきった体に富士宮やきそばをこしらえ、入れる。マイヤーズのお湯割りに、バターとシナモンを入れてあたたまる。もう一杯のんだら寝よう。 CafeSTANDの工事を終え、雨の高速道路を渋谷まで飛ばす。行った事はないけど、バルセロナの真夜中に佇むようなカフェへ。黄色い灯り、沢山の人とソファー。待ち合わせに遅刻した僕。今日の握手と新しく始まる感じはファーストアルバムを出すときと似ているけど、あの頃と違うことが沢山ある。 入間までのみちすがら。ワイパーの音。JTの声。standのスタッフがくれたおむすび。暖房の効いた車の中。

sketch/2014.11.24

千葉中央警察署から電話あり、財布が見つかる。路上に落ちていたらしい。中身も無事。拾ってくれた人に感謝。押している工事。10時間作業。録音エンジニアの時もそうだけど、その集中力に我ながら感心する。何も無い所に壁、扉二つの設置完了。そして明け方までやっている西千葉の中華料理店へ。瓶ビールがうまい。疲労度A。

sketch/2014.11.23

秋のもっとも秋らしい一日。落ち葉が風で、アスファルトの上をカラカラいいながら転がる。所沢航空公園前の道から関越道の入り口までは紅葉の見頃を迎えていた。西千葉までドライブ。カフェスタンドの事務所の改装工事へ向かう。ホームセンターへ買い出しに稲毛のロイヤルホームセンターへ。規模は中の小くらいだけど、陳列が工夫されていて、かゆい所に手が届く品揃えにテンションが上がる。楽器屋より上がる。 作業を終えてさて、夜の街へ、、、財布を無くしたのに気がつく。どこかにあるはずだとたかをくくる。

sketch/2014.11.22

guzuriの新しい扉の吊り込み。森さんが作業をするので、その傍らで余った木材を使いデッキを作ることに。屋根の上でずいぶん風化させた足場板があるのでそれを使う。あーだこーだ言いながら二人で作業するのはHADEN BOOKSぶり。やっぱり一人現場より二人現場の方がすきだ。 日も暮れ、すばらしい扉の完成。デッキも完成。そして鉄板靴からスニーカーへ、ボロジーンズからダメージジーンズへ着替える。夕方から徒歩数分のカフェacht8さんで演奏。陶芸作家/寺村光輔さんの展示会のオープニングだった。acht8谷藤さんの計らいで新しい出会い。素晴らしい場所と作品。僕は歌を。今日は午前中コンテナ防音室の作業、午後はguzuriの新しい扉の吊り込み。慌ただしい一日だったけど無理はしていない。

sketch/2014.11.21

軽トラで現場へ向かう。海洋コンテナの防音室もいよいよ仕上げの段階。

sketch/2014.11.20

日々は刻々と行く。職業講話を終えて、子供達と給食を食べる。休みの子の席に座る。献立はカレーライス。中学1年生の時クラスメイトだった友人が、先生の席で、僕は生徒の席。不思議な時間が流れる。2回行った職業講話は、さながらMC長めのライブになった。 昼休みの廊下を眺める。きっと僕はあんな感じだったなとか、あの頃は将来の職業についてなど考えていなかったなあ、とか思う。

sketch/2014.11.19

一日のほとんどを車で過ごす。目黒、入間、富士宮と移動。guzuriの片付けと事務作業満載。カフェは休みだったので、掃除や断捨離が進む進む。日も暮れ静岡に向けて車を出す。圏央道、東名経路で実家までの所要時間は2時間を切る。時代は変わった。深夜までやっている行きつけのお好み焼き屋で、久々の友人と会合。ちょっとふくっらした友人は、すかっり学校の先生の風貌。明日は彼の勤める中学で職業講話をすることになっている。中学一年生の前で何を話そうか。実家の風呂につかりながら考える。


 

sketch/2014.11.18

朝焼けが眩しい。日の出から間もない時間の空気は、秋の終わりの寒さ。今日の朝焼けと夕焼けは似ていた。太陽と共に働きはじめる清々しさ。 昼前にスタジオシステムラボの柳井さんが来る。藤井さんと同じように、海外のハウススタジオを思い出すみたいだった。このスタジオに会う音響システムを一緒に考える。話は弾む。 午後は再びコンテナの現場へ。ロックウールを布で卷く。思ったよりも楽しい作業。栗原君と話し合いながら作業は進む。ゴールが見えてくる。 夜はなぜかカシュカシュの保美さんとguzuriの食堂長がセッティングしてくれた飲み会。トシバウロンとアニーくんと久々に呑む。賑やかな夜。めまぐるしく色々な人と会う一日。

sketch/2014.11.17

夜の店番をしながら昨晩を振り返る。しばらくボーっとして珈琲をすする。HMVから大瀧詠一さんについてのアンケートが来ているのでこれから手を付ける。明日から海洋コンテナの防音室の二次工事が始まるのでその準備も。さっき、昨晩の大荷物をキチムに取りにいくと、トシバウロンがいた。今夜はカルマンのライブ。久しぶりの再会。また明日会うし、あっさりじゃあね。瑞穂のジョイフルホンダ経由で入間に帰ると、昨日の夜に壊れてしまったリズムボックスの持ち主がコーヒーを飲みに来ていた。その旨を伝える。電源を入れる。何事も無かったように音が出る。昔の電化製品。おそるべし。ほっとしたけど、一度ばらして半田とかチェックしようと思う。ACE TONEのリズムボックスの、特にラテンのパターンがとてもよくて、昨晩のライブでも使ったのだけど、3曲目で音が出なくなった。それはそれで面白く、会場の雰囲気も和やかになった気がしたので良かった。実は昨日の朝、魚の骨が喉にささった。今日かよ、、って思った。食パンを何度か丸呑みしたら取れ、危機一髪。ハプニングは続くけどどうにかなっている。今夜も寒い。そろそろ冬支度をしようと思う。

sketch/2014.11.16

夜の吉祥寺を歩く。年の瀬に向かう町は、酔っぱらいの若者で溢れ、ところどころで道を塞いでいる。漣さんと伊賀さんとホープ軒のカウンターでラーメンを食べた。そのほんの少し前のライブでは、アンコールセッションで「私の青空」が演奏されていた。かつて渡さんが使っていたヤマハのギターの音色と漣さんの歌声。僕はそこにある共演を、傍らでささやかなギターを弾きながら聴いていた。そんなことは無いと思うのだけど、漣さんはアンコールの前に「私の青空」は渡さんの歌っていた曲の中で唯一好きだったのだと言い、会場は笑いに包まれた。 幕を閉じて、お客さまの暖かい拍手に感謝すると共に、キチムの吉田さん原田奈々さんを始めとしたスタッフ、音響スタッフ陣、漣さんと伊賀さんの事務所であるTONEの是澤さんや、PUFFINのスタッフ陣、衣装を提供してくれたPHABLIC × KAZUI、このイベントに関わって下さった方々のお陰で今夜のステージが成り立っている事を思うと、胸が熱くなる。TWO MAN DOG 、第1回目から上出来すぎる夜になってしまった。 渡さんがよく行っていたというホープ軒のラーメンを食べながら、漣さんの歌声と伊賀さんの演奏の中に居た余韻が覚めない。  夜の吉祥寺を3人で歩く。TWO MAN DOG の役割で言ったら、僕はさながらDOGだった。 今年も冬がはじまる。

sketch/2014.11.14

朝の光が差し込むguzuriに、アン・サリーさんの歌声と小池龍平さんのギターの音色が響く。今度の録音のサウンドチェック。アンさんの歌声は、相変わらず素晴らしく、歌唄いとして、いつも感銘を受ける。何度聞いても、新しい気持ちになる。エンジニアとしてマイクを立てるけど、ファンとして一番贅沢な観客の気分。龍平さんのギター談義とアンさんの歌の事など、珈琲をすすりながら話が弾む。 そして午後は入れ替わりで伊賀さんが入間入り。日曜日のライブのリハーサル。伊賀さんのベースとAceToneのリズムボックスでJTを演奏する。幸せな時間。いつものように話し込み、気がつけば夜になっている。guzuriはカフェ営業中。焼林檎の甘い香りと、珈琲の香り。

sketch/2014.11.12

夜は店番をする事が多いが、週に一度か二度は一日guzuriの店番をするようにしている。一日の人の流れや、店の細かいところに気をまわす。それでもスタッフに指摘される事も多い。僕には気がつかない事がスタッフには出来るしその逆も多い。それでいい。 近所の焼き鳥屋のおやじが訪ねてくる。いつも焼き物をしながら客と話すおやじは、どうせ呑みながらやっているんだろうと、その口ぶりを見て思っていた。しかし、アイスコーヒーを飲みながらでもその口ぶりは変わらない。デフォルトだった。酒は少し前に辞めたらしい。「君の本業は音楽家か?」 ええ。まあ。「メジャーじゃないな。テレビでみないもんな。」ええ。出れないんですよ。 同じ会話を先週もしている。昼食をしに来た田口と僕を見て「君たちはのんきだな。のんきでいいや。」そう言い放ち焼き鳥屋のおやじは帰っていった。 近所のアハトというカフェの谷藤さんがなぜかguzuriにカイ君が注文した雑貨を納品にやってくる。お客さんが居なかったので、珈琲を出して雑談。こんな雑談から仕事が生まれるものだ。先日もアハトさんの店先での立ち話から、展示会のオープニングで演奏させていただくことになっている。今日も会話の中でアイディアの種が生まれた。 秋の曇りの日。


登場人物/ カイ君(PHABLIC×KAZUIのデザイナー)/田口(車屋、ウェブデザイナー、エアストリーム仲間)/谷藤さん(近所のカフェacht8 店主)


 

sketch/2014.11.11

小雨が降る朝。朝から立川まで用事に出かける。guzuriに戻ると新作デザートの焼林檎が売り切れの報告を受ける。うれしい。Officeで日曜日の漣さんとの譜面を揃えてから、アンサリーさんの録音の打ち合わせに出かける。あっという間に一日が終わった。森さんのour shopに珈琲を持って立ち寄りSUNDAY MARKETの今後について話す。来週はguzuriの新しい扉の吊り込みや、スタジオのシステムの事もある。週中には静岡の中学校で講演をする。色々な事が同時進行。ごちゃごちゃしてるけど、心はどんどんシンプルになっていく。

sketch/2014.11.10

スタジオシステムラボからニアのモニタースピーカーのデモ機が送られて来て2週間程経つが、ようやく梱包を開封しセッティングをする。しばらく試してみるつもり。スタジオ周りを改めており、心地よさが際立つスタジオに、エンジニア目線でも良い環境づくりを始めている。来週はラボの柳井さんにguzuriに来てもらおうと思っている。 今日はアニー君がPaniyolo君の録音の下見にguzuriにやって来た。パニ君からもらったクリスマスのCDがこれからの季節の店内にとても合う。 明日はクリスマスっぽい照明でも買いに行こうと思っている。

sketch/2014.11.8

入間もはずれの方に来ると、様子が変わってくる。茶畑が延々と続く道を行くと、カリフォルニアの田舎道をドライブしたときの事を思い出す。横田基地から飛び立つ米軍の飛行機が一日に幾度も上空を過ぎる。そんな入間のはずれに、海洋コンテナ防音室の施工現場はある。 今朝は特に寒かった。防音窓を設置、コーキング、床の仕上げ。あっという間に4時のチャイムが鳴る。「日が短くなりましたね。」などと、分電盤を付けに来た電気屋さんと話す。 依頼主のコントラバス奏者の栗原君とは羊毛くんの紹介で知り合った。彼がguzuriへ来たのはもう半年くらい前だろうか。定かではないが、コンテナを置ける物件探しから始まっているので、ずいぶん時間は経っている。 午前八時、現場に入る時間に彼は自宅に居ない。聞くと、毎朝6時に少し離れた実家の練習室へ出かけていくのだという。2時間ほど運指やピッチの確認の後、日中の仕事を終えて、夜も音を出しに出かけていく。その話を聞いてずいぶん影響された。僕ももっとやらなければと思った。 さっき、第一次工事を終えて音を出してみた。明日の朝は新しい練習室で音が出せそうだ。第二次工事は、アンプでもある程度音が出せるようにするための吸音を施す。棚や、その他まで、しばらく工事は続く。ベーズを構える彼の姿は美しく、歳月を積んだ者だけが放つ雰囲気をまとっている。


はっとする生き方に触れると、動き出したくてたまらなくなる。今日はこれから、さっき届いた新しい楽譜を開いてみる。今夜もguzuriの店番だけれども、人が来て欲しい様な欲しくない様な、そんな心地でいる。


 


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sketch/2014.11.5 その2

今日、guzuriに居る?  昨日、桜井さんの他にもう一人、そんな連絡が入った。FHABLIC×KAZUIのデザイナーの日以くんからだった。 明日と明後日なら店番していると返す。 アトリエのある町田から入間までは圏央道で20分そこらだから、もはやご近所。先日もアトリエのパーティーへ行ったばかり。 HADEN BOOKS以降、ライブの衣装を担当してくれる事になり、今回は16日キチムの衣装合わせ。大量の洋服が店内に持ち込まれ、そのまま洋服屋が開けそうだった。 平日の暇な店内は、さながら洋服屋の試着室と化した。 驚いたのは、来年の春夏のアイテムが、もうこの時期にあるという事。ファッション業界では当たり前なのだという。僕は来年予定しているアルバムの録音にまだ入っていない。少し焦る。焦ろうと思う。 ジャンルは違えど、造り手の思いや物に触れる度に嬉しくなる。カイ君の服を着ると、良い音楽を聴いた時のような気持ちになる。


 

sketch/2014.11.5

リクオさんからメールが来ていた。ー 慎ちゃん、色々感謝してます。ありがと。ー  とんでもない。僕の方こそ感謝している。リクオさんのアルバムに参加出来たこと、共にツアーに出たり、ホールコンサートをさせてもらった事は大きな糧になっている。送られて来たトレイラー映像を何度も見返してしまう。ついこの間の事なのに、遠い出来事のようにも思える。 あの夜、朝まで呑んだ。BYGから神泉のBarへ梯子酒。ヨレヨレで渋谷駅まで歩いた。記憶も財布も無くした。そのせいもあって、幻の様な夜だった。 いい夜には予感がある。いつか思い返す夜だ、そんな風に思う。少しのセンチメンタルの後には、まだ夜が続く喜びがやってくる。時を重ねていくと、そんな夜も少なくない。


今夜はリクオさんの優しい京都弁が胸にこだまする。


『リクオ with HOBO HOUSE BAND Live at 伝承ホール』 CD/DVD 予告編

sketch/2014.11.4

海洋コンテナの防音工事も佳境に差し掛かり、気がつけば季節はすっかり変わった。依頼主のコントラバス奏者、今夜はオーケストラ。子供達の為のオケだという。仕事を早く切り上げ自宅でリハーサルをしている。心地よい音の中、僕は防音室の仕上げの為の養生をする。日が傾き、演奏へ出かける古いワーゲンのビートル。今夜も冷えそうな予感。暗くなるまで石膏ボードパテをひたすら塗る。 帰り道、森さんのOUR SHOPへ立ち寄り、輸入物の電気スイッチを購入。コンテナ用にと思ったが、guzuriにも欲しくなり、もう一つ買う。明日は終日guzuriの店番なので、前室のスイッチをさっき買ったものに交換しようと思う。少しずつ全部変えるつもり。今夜も18:00から店番交代。食堂長に帰り際、テーブル用の黒板4つ、新しいフードプロセッサー、そして店内音楽のシステム改善、という注文を受ける。やる事が増えた。今後メニューに加わる焼きリンゴやプリンのブリュレの為にバーナーも必要だ。


昼間、ロンサムの桜井さんから電話があり、これからguzuriにお茶しに来るとのこと。さっきコントロールルームにお土産のCD二枚を発見。それを聴きながらPCに向かい珈琲を飲んでいる。今夜も月が美しい。良い音楽と共に夜がゆく。

sketch/2014.11.3

午後の航空ショーは今年も見に行かずに防音工事の現場へ向かう。入間のはずれの現場はブルーインパルスの旋回ルートだった。エアストリームの置いてある場所は自衛隊の基地のすぐ脇にある。現場仕事を終えて立ち寄ると、朝からショーを見ながら呑んでいるというあいつが、もう1台のエアストリームの中でぐったりとしている。今日はもちろんお祭り騒ぎだったらしい。少し話してguzuriへ戻る。食堂長と交代。夜の静まり返った米軍ハウス街。食事をして珈琲を飲みながら、領収書の整理をしようとしているところだ。ずいぶんと夜は寒くなって来た。今日の終わりを、来る宛の無い客人を待ちながら過ごしている。