sketch/2015.4.8

狐につままれたようなとは、こんな感じか。目覚めて外を見ると、銀世界。現実の中でたまに起こる信じがたい光景。震災の時も非現実的な事象を体感した。いつ何が起きてもおかしく無いとは、肝に銘じているはずだけど、カーテンを開けた時の無力感はどうしようもない。桜のピンクと芽吹きはじめた緑と、雪の白。春と、初夏と、冬がそこにある。さっき、少し酔ったまま車に乗ろうとしたけど辞めた。この部屋はさむい。春の歌を書こうと思っていた夜だけど、これでは難しい。