sketch/2015.8.9

午前4時。太陽がすぐそこまで迫る、真っ暗な時間からの作曲は冴える。朝の澄んだ空気に乗って、ガタゴトと西武鉄道の音。カラスが蝉を追って飛び回っている。ここのところ奇形な姿で転がっている蝉の亡がらの真相は、放射能汚染ではないかと疑ってしまう。昼間、古いエンジンの音を轟かせてトムズキャビンの麻田さんがやってきた。話を聞くと、或るフェスティバル再開の兆し。食事を済ませると、また豪快なエンジンを轟かせて帰ってゆく。昨日も今日も、入間の大先輩たちとの会話。入間や狭山という土地について、今一度考える時期が来ているのかもしれない。今夜でWNCも8回目。