sketch/2013.10.14

4年ぶりのBYGのステージ。ここは音楽を試される感覚がすごくて。とにかく丸裸にされます。4年はあっという間だったけど、時間を重ねて来た実感があった。それでも、演奏中は「ここでこうしたい。こうしたらもっとよいのに。」という感覚をとても感じながら、それでいて今の自分を受け入れて音を楽しむことができた。


バンドメンバーとも、少しずつ時間を重ねている。同じ時間を共有することで、時間の流れが、波調が、熟成されていく感覚。合わせるのではなくとけあう感じ。伊賀さんのベースに歌をまぜて、立夫さんのリズムに鼓動をあずけている。マヒトさんのフレーズに耳をすます。そしてメンバーのポテンシャルは歌にかかっている。と思っている。常に育ててもらっている実感がある。


僕を植物に例えると、バンドメンバーは太陽。僕は根を張り、栄養を吸い上げて大きくならなければいけない。実をつけては収穫をし、すこしずつ静かで大きな木に、なれるだろうか。


すかっと晴れた休日の朝の道路を走る。好きな音楽を聴いていると、道を譲りたくなる。


音楽は素晴らしいと思った。